形成外科(医療機器)
形成外科で用いる医療機器を紹介します。
IB101
Qスイッチレーザーとは、レーザー光を瞬間的に高いパワーを発します。
ルビーレーザーは波長が694nmとメラニン色素顆粒に対して吸収が高い波長のため、メラニン性皮膚色素疾患の治療に適しています。
コラーゲン組織やヘモグロビンにはほとんど吸収されないため、正常の組織や血管へのダメージを最小限に抑えて、傷を残さずメラニン色素だけを選択的に破壊してくれるので傷跡を残す心配はほとんどありません。
CO2RE
シネロン・キャンデラ社のフラクショナル炭酸ガスレーザーです。
このレーザーは複数の機能を搭載したハイブリッドレーザーで、一つのハンドピースで『フラクショナル炭酸ガスレーザー』と『スキャナー付き炭酸ガスレーザー』としての機能を合わせ持っています。
『フラクショナル炭酸ガスレーザー』で、肌の再生・肌の若返りを行い、『スキャナー付き炭酸ガスレーザー』で、ホクロなどの腫瘤を一瞬で均一に摘出します。
Vビーム レーザー
お肌を守りながら、深くまで光が届くレーザーで痛みが少なく、キズあとも残りません。
Vビームレーザーは、厚生労働省によって承認された、可変パルス幅の色素レーザーです。
血液中のヘモグロビン(赤血球)に反応する為、赤あざ(イチゴ状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症)に効果的です。
安全性が高く、冷却システムを装備しているためレーザーからお肌を守ります。痛みも軽くゴムで弾かれる程度でキズあとは残りません。